大学受験のセンター試験の前日

大学受験の前日の事です。
誰もいないリビングで参考書を見ていました。
さすがに明日が試験だと何をしていいものかわからず、見直しをしながら試験のイメージトレーニングです。

ちょうどリビングから庭の洗濯物が見えるのですが、干していたシーツが赤いので、夕方かと思いきや、時刻はまだお昼の2時をまわったところでした。
その時、裏のおばさんが「火事よ」と叫ぶ声がして、慌てて玄関に出てみると、近所の方が数人集まっていました。

出火元はなんと我が家の庭です。
そうこうしているうちに消防車が2台来て消火活動開始です。
火はすぐに治まりましたが、物置と塀の一部が焼けました。

シーツが赤かったのは火が燃えうつっていたからでした。
原因はおじいちゃんがたき火をしたまま出かけてしまったらしく、焼け跡からちゃっかり焼き芋が出てきました。

翌日センター試験を控えていた私におじいちゃんは「これで度胸がついたな、命拾いした運の強い子じゃ」と言いました。
翌日のセンター試験を冷静に受けられたのも事実ですが、もう二度とあんな体験したくはないです。

思い返せば不幸中の幸いで、我ながらよく試験を受ける精神状態になれたなと思いました。
試験が終わった瞬間に、どっと疲れが出て、寝込んでしまったことは未だに頭から離れませんが、そのおかげで、防災には強い関心を持つようになりました。

経験から気付きや学びは多いものですよね。

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